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校正担当書リスト

～ぼっと舎・大西寿男が校正にたずさわってきた本～

 

（2012年9月現在、刊行年月順）

 

 

 

◆ レギュラー担当のおもな雑誌──

 

　『文藝』河出書房新社

　『すばる』集英社

　『小説新潮』新潮社

　『日経 Woman』日経ホーム出版社（当時）

 

 

◆ 書籍──

 

【1988年】

• 1988年10月　別冊文藝『ブック・ガイド '89』河出書房新社

 

【1989年】

• 1989年3月　美樹・リー『リー、おもいっきり愛』河出書房新社
• 1989年4月　梅田香子『勝利投手』河出文庫
• 1989年4月　戸板康二『慶応ボーイ』河出書房新社
• 1989年4月　坂口曜子『躓きとしての文学―漱石「明暗」論―』河出書房新社
• 1989年5月　大庭みな子『性の幻想』河出書房新社
• 1989年7月　吉本隆明ほか『琉球弧の喚起力と南島論』河出書房新社　＊編集も
• 1989年6月　渡部直己『紙オムツ・シンドローム──「平成」元年への罵詈雑言〈クリティック〉』河出書房新社
• 1989年9月　澁澤龍彦『華やかな食物誌』河出文庫
• 1989年9月　中村メイコ・中村チエコ『拝啓、あのねママ──メイコと母の往復書簡』河出書房新社
• 1989年10月　中沢新一『イコノソフィア』河出文庫
• 1989年10月　外岡秀俊『北帰行』河出文庫

 

【1990年】

• 1990年3月　井上ひさし『人間合格』集英社
• 1990年3月　奥出直人『物書きがコンピュータに出会うとき』河出書房新社
• 1990年4月　荒俣宏『黄金伝説──［近代成金たちの夢の跡］探訪記』集英社
• 1990年4月　柘植久慶『獅子たちの時代』集英社
• 1990年6月　宇佐美承『池袋モンパルナス』集英社
• 1990年7月　島田雅彦『ロココ町』集英社
• 1990年9月　島田荘司『都市のトパーズ』集英社
• 1990年9月　吉本隆明・赤坂憲雄『天皇制の基層』作品社
• 1990年10月　吉増剛造『螺旋歌』河出書房新社
• 1990年11月　田村隆一『新世界より』集英社
• 1990年　高村薫「黄金を抱いて翔べ」『小説新潮』10月号

 

【1991年】

• 1991年8月　高井浩『天保期、少年少女の教養形成過程の研究』河出書房新社

 

【1992年】

• 1992年4月　『室町物語集』下、新日本古典文学大系、岩波書店

 

【1993年】

• 1993年3月　『七十一番職人歌合・新撰狂歌集・古今夷曲集』新日本古典文学大系、岩波書店

 

【1996年】

• 1996年3月　G・W・F・ヘーゲル『美学講義』中、長谷川宏訳、作品社
• 1996年6月　T・W・アドルノ『否定弁証法』木田元ほか訳、作品社
• 1996年6月～97年6月
• ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』Ⅰ～Ⅲ、丸谷才一・永川玲二・高松雄一訳、集英社
• 1996年9月～2001年3月　プルースト『失われた時を求めて』1～13、鈴木道彦訳、集英社
• 1996年10月　G・W・F・ヘーゲル『美学講義』下、長谷川宏訳、作品社
• 1996年11月～2002年3月　『ユートピア旅行記叢書』全15巻、岩波書店

 

【1997年】

• 1997年1月　T・W・アドルノ『ベートーヴェン──音楽の哲学』大久保健治訳、作品社
• 1997年5月　一海知義『陶淵明──虚構の詩人』岩波新書

 

【1998年】

• 1998年1月　藤沢令夫『プラトンの哲学』岩波新書
• 1998年3月　G・W・F・ヘーゲル『精神現象学』長谷川宏訳、作品社
• 1998年4月　高橋裕子『イギリス美術』岩波新書
• 1998年6月　一海知義『漢詩入門』岩波ジュニア新書
• 1998年10月　近藤義郎『前方後円墳の成立』岩波書店

 

【1999年】

• 1999年1月　中野三敏『18世紀の江戸文芸──雅と俗の成熟』岩波書店
• 1999年4月　大澤恒保『ひとりのひとを哀しむならば』河出書房新社　＊編集補助も
• 1999年6月　結城英雄『「ユリシーズ」の謎を歩く』集英社
• 1999年6月　ジェイムズ・ジョイス『ダブリンの市民』高松雄一訳、集英社
• 1999年6月　柏木博『日用品の文化誌』岩波新書
• 1999年9月　多木浩二『戦争論』岩波新書
• 1999年10月　日比野光敏『すしの歴史を訪ねる』岩波新書
• 1999年10月　熊倉功夫『文化としてのマナー』シリーズ〈日本の50年 日本の200年〉、岩波書店
• 1999年10月　釣魚台国賓館『釣魚台國賓館漢詩・書道集錦』三省堂
• 1999年11月　中村逸郎『ロシア市民──体制転換を生きる』岩波新書

 

【2000年】

• 2000年1月　新宮一成『夢分析』岩波新書
• 2000年4月　G・W・F・ヘーゲル『法哲学講義』長谷川宏訳、作品社
• 2000年5月　芝原邦爾『経済刑法』岩波新書
• 2000年6月　都出比呂志『王陵の考古学』岩波新書
• 2000年10月　今井一『住民投票──観客民主主義を超えて』岩波新書
• 2000年11月　河島英昭『ローマ散策』岩波新書
• 2000年12月　植草益『産業融合──産業組織の新たな方向』シリーズ〈現代の経済〉、岩波書店

 

【2001年】

• 2001年1月　河合隼雄『未来への記憶──自伝の試み』上・下、岩波新書
• 2001年2月　尹健次『もっと知ろう朝鮮』岩波ジュニア新書
• 2001年2月　長尾真『「わかる」とは何か』岩波新書
• 2001年3月　浜田寿美男『自白の心理学』岩波新書
• 2001年3月　島村英紀『地震と火山の島国──極北アイスランドで考えたこと』岩波ジュニア新書
• 2001年3月　浅田修一『神戸 最後の映画館』幻堂出版　＊校正補助
• 2001年4月　諸田玲子『月を吐く』集英社
• 2001年5月　コリン・コバヤシ『ゲランドの塩物語──未来の生態系のために』岩波新書
• 2001年6月　谷川健一『柳田国男の民俗学』岩波新書
• 2001年6月　ブレンダ・マドクス『ノーラ──ジェイムズ・ジョイスの妻となった女』丹治愛監訳、集英社文庫
• 2001年7月　桜井啓子『現代イラン──神の国の変貌』岩波新書
• 2001年7月　大江健三郎・すばる編集部編『大江健三郎・再発見』集英社
• 2001年9月　『東インド航海日誌』17・18世紀大旅行記叢書 第II期第2巻、岩波書店
• 2001年10月　綿矢りさ「インストール」『文藝』2001年冬季号、河出書房新社
• 2001年10月　神崎宣武『三三九度──日本的契約の民俗誌』岩波書店
• 2001年10月　陳舜臣『桃源郷』集英社　＊単行本版。歴史地図製作も
• 2001年10月　陳舜臣『桃源郷』陳舜臣 中国ライブラリー30、集英社　＊歴史地図製作も
• 2001年11月　斎藤美奈子編『男女という制度』21世紀 文学の創造7、岩波書店
• 2001年12月　小峰隆夫・原田泰・宮崎勇編『日本経済再生の視点──経済政策形成の現場から』岩波書店
• 2001年12月　『新大陸赤道地方紀行』上、17・18世紀大旅行記叢書 第II期第9巻、岩波書店

 

【2002年】

• 2002年1月　高城和義『パーソンズ──医療社会学の構想』岩波書店
• 2002年2月　中村太郎『パラリンピックへの招待──挑戦するアスリートたち』岩波書店
• 2002年3月　『世界周航記』上、17・18世紀大旅行記叢書 第II期第7巻、岩波書店
• 2002年4月　金子勝・大澤真幸『共同取材 見たくない思想的現実を見る』岩波書店
• 2002年5月　内橋克人編『誰のための改革か』岩波書店
• 2002年6月　『インド東岸の冒険と旅行』17・18世紀大旅行記叢書 第II期第3巻、岩波書店
• 2002年10月　『インド洋への航海と冒険／フランス島への旅』17・18世紀大旅行記叢書 第II期第1巻、岩波書店
• 2002年11月　『学習漫画 世界の歴史』集英社、全20巻
• 2002年12月　『新大陸赤道地方紀行』中、17・18世紀大旅行記叢書 第II期第10巻、岩波書店

 

【2003年】

• 2003年4月　松井やより『愛と怒り 闘う勇気──女性ジャーナリスト いのちの記録』岩波書店
• 2003年5月　『世界周航記』下、17・18世紀大旅行記叢書 第II期第8巻、岩波書店
• 2003年9月～04年2月　井上ひさし・小森陽一編著『座談会 昭和文学史』全6巻、集英社
• 2003年10月　羽田圭介「黒冷水」『文藝』2003年冬季号、河出書房新社

 

【2004年】

• 2004年4月　造事務所編集・構成『クレヨンしんちゃんのまんが都道府県おもしろブック』双葉社
• 2004年5月　生田紗代「タイムカプセル」『文藝』2004年夏季号、河出書房新社
• 2004年6月　ジェイムズ・ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』宮田恭子訳、集英社
• 2004年7月　清水宏幸『新しい医療革命──西洋医学と中国医学の結合』集英社
• 2004年8月　岡田智彦「BGM」『文藝』2004年秋季号、河出書房新社
• 2004年8月　野口武彦『新選組の遠景』集英社
• 2004年8月　鈴木理生『大江戸の正体』三省堂
• 2004年10月　宮本徳蔵『敵役』集英社
• 2004年10月　大江健三郎『「話して考える〈シンク・トーク〉」と「書いて考える〈シンク・ライト〉」』集英社
• 2004年11月　陳舜臣『陳舜臣対談集──歴史に未来を観る』集英社
• 2004年12月　椎名誠『メコン・黄金水道をゆく』集英社

 

【2005年】

• 2005年2月　彩草じん子『安田侃、魂の彫刻家』集英社
• 2005年5月　谷川俊太郎『シャガールと木の葉』集英社
• 2005年6月　吉増剛造『天上ノ蛇、紫のハナ』集英社
• 2005年7月　いとうせいこう・奥泉光・渡部直己『文芸漫談──笑うブンガク入門』集英社
• 2005年8月　星野智幸「虹とクロエの物語」『文藝』2005年秋季号、河出書房新社
• 2005年10月　神田真吾『世界のマイスターをめざして──ハプスブルク家宮廷料理を受け継いだ日本人』創美社
• 2005年11月～2017年5月　J - H・C・ファーブル『ファーブル昆虫記』奥本大三郎訳、全10巻20冊、集英社

 

【2006年】

• 2006年7月　一海知義『漢詩逍遥』藤原書店

 

【2007年】

• 2007年3月　朝倉祐弥『救済の彼岸〈きし〉』集英社
• 2007年6月　大江健三郎ほか『21世紀 ドストエフスキーがやってくる』集英社
• 2007年7月　平田俊子『さよなら、日だまり』集英社
• 2007年10月　アーサー・ビナード『左右の安全』集英社

 

【2008年】

• 2008年5月　島田雅彦『不惑の手習い』集英社
• 2008年5月～2009年3月　一海知義『一海知義著作集』全11巻・別巻1、藤原書店　＊第6回配本まで
• 2008年9月　高橋睦郎『遊ぶ日本──神あそぶゆえ人あそぶ』集英社
• 2008年10月　白岩玄「空に唄う」『文藝』2008年冬季号、河出書房新社
• 2008年10月　姜尚中・小熊英二編『在日一世の記憶』集英社新書

 

【2009年】

• 2009年1月　千早茜『魚神』集英社
• 2009年4月　森まゆみ『女三人のシベリア鉄道』集英社
• 2009年5月　井上ひさし『ムサシ』集英社
• 2009年5月　桐野夏生『IN』集英社
• 2009年6月　奥泉光・いとうせいこう『世界文学は面白い。──文芸漫談で世界一周』集英社
• 2009年7月　荒山 徹『鳳凰の黙示録』集英社
• 2009年10月　ジェイムズ・ジョイス『若い藝術家の肖像』丸谷才一訳、集英社
• 2009年11月　荻野アンナ『殴る女』集英社
• 2009年12月　米山公啓『おとこの老後』集英社

 

【2010年】

• 2010年2月　白岩玄「海の住人」『文藝』2010年春季号、河出書房新社
• 2010年3月　佐藤賢一『王の逃亡　小説フランス革命 V』集英社
• 2010年5月　柴崎友香「寝ても覚めても」『文藝』2010年夏季号、河出書房新社
• 2010年5月　井上ひさし『組曲虐殺』集英社
• 2010年5月　麻耶雄嵩『貴族探偵』集英社
• 2010年6月　佐川光晴『おれのおばさん』集英社
• 2010年6月　半藤一利『世界はまわり舞台』創元社
• 2010年6月　熊谷達也『銀狼王』集英社
• 2010年7月　羽田圭介『御不浄バトル』集英社
• 2010年7月　矢野隆『無頼無頼ッ！』集英社
• 2010年7月　C・G・ユング『赤の書』ソヌ・シャムダサーニ編、河合俊雄監訳、田中康裕・高月玲子・猪股剛訳、創元社
• 2010年9月　帚木蓬生『やめられない──ギャンブル地獄からの生還』集英社
• 2010年9月　佐藤賢一『フイヤン派の野望　小説フランス革命 VI』集英社
• 2010年10月　広瀬和生『現代落語の基礎知識』集英社
• 2010年11月　天野純希『南海の翼──長宗我部元親正伝』集英社

 

【2011年】

• 2011年3月　松井宏員『酩酊・大阪八十八カ所──立ち飲み三銃士と行く 後編』メディアイランド
• 2011年3月　津村記久子『ワーカーズ・ダイジェスト』集英社
• 2011年4月　インディーズ文芸誌『Witchenkare（ウィッチンケア）』vol.2、発行：yoichijerry（多田洋一）
• 2011年4月　関口尚『はとの神様』集英社
• 2011年5月　辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』集英社
• 2011年7月　奥田英朗『我が家の問題』集英社
• 2011年7月　京極夏彦『虚言少年』集英社
• 2011年7月　『文藝』2011年秋季号、河出書房新社　＊佐々木中「しあわせだったころしたように」、佐川光晴「おかえり、Mr. バットマン」ほか
• 2011年9月　NPO エガリテ大手前編『祖父、ソフリエになる──新米じいじ初めての孫育て』メディカ出版
• 2012年10月　『文藝』2011年冬季号、河出書房新社　＊羽田圭介「隠し事」ほか
• 2011年10月～13年10月　『メールマガジン高円寺電子書林』高円寺電子書林　＊レイアウトとデータ作成も
• 2011年11月　佐川光晴『おれたちの青空』集英社
• 2011年11月　矢作勝美『明朝活字の美しさ──日本語をあらわす文字言語の歴史』創元社
• 2011年11月　ミネアポリス美術館編『ミネアポリス美術館浮世絵名品集成』藝華書院　＊校正と日本語組版、および英語版『Worldly Pleasures Earthly Delights』中の日本語部分組版
• 2011年12月　西尾哲夫『世界史の中のアラビアンナイト』NHKブックス

 

【2012年】

• 2012年1月　『文藝』2012年春季号、河出書房新社
• 2012年2月　澤西祐典『フラミンゴの村』集英社
• 2012年4月　インディーズ文芸誌『Witchenkare（ウィッチンケア）』vol.3、発行：yoichijerry（多田洋一）
• 2012年4月　『文藝』2012年夏季号、河出書房新社
• 2012年4月　アドルフ・ロース『虚空へ向けて』アドルフ・ロース著作集1、加藤淳訳、鈴木了二・中谷礼仁 監修、編集出版組織体アセテート
• 2012年4月　巽孝之『エドガー・アラン・ポー──文学の冒険家』NHKカルチャーラジオ
• 2012年4月　本多孝好『ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1』集英社
• 2012年6月　三浦伸夫『古代エジプトの数学問題集を解いてみる』NHK出版
• 2012年6月　佐藤賢一『ジロンド派の興亡　小説フランス革命 VII』集英社
• 2012年7月　『文藝』2012年秋季号、河出書房新社　＊白石一文「火口のふたり」
• 2012年7月　畑野智美『夏のバスプール』集英社

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